ホタル鑑賞イベント「上谷戸(かさやと)ホタルの夕べin稲城2009」の開幕を飾るオープニングコンサート「上谷戸ホタル鑑賞の夕べ」レポートの第2回です。おわかりとは思いますが、第1回はこちらです。
「D3和太鼓部」の次に登場したのは、当日の現地レポートでもお伝えした「iバンド」。別名・長峰バンドとのことですが、稲城市への愛を表現する為にiバンドと名乗っているとか。ちなみに多摩市で演奏するときは「多摩バンド」に変身するそうです(冗談ですよ、念のため)。実は皆さん本当は「甲斐バンド」のファンなんじゃないかと睨んでいるのですが。
メンバーはなんと全員元プロのミュージシャンということで、その経歴通りの素晴しい演奏を聴かせてくれました。曲目はお馴染のナンバーをアレンジしたものばかりで、皆さんそれぞれ楽しく聴けんじゃないかと思います。途中ちょっと怪しいところがあったりしたのも御愛嬌といったところです。多摩ニュータウンのような新興住宅地は、色んな経歴の方々が集まって来ていますから、こうして元プロがすぐバンドを組んだりできるのが面白いところです。
お次は本日の目玉、協賛のKORGさんの紹介でやってきたビートルズのコピーバンド「BEATVOX」の登場です。ウエブサイトもちゃんとイギリスのアドレスを取っている、という徹底ぶりにはつい微笑んでしまいます。服装もこれぞビートルズという黒のスーツ姿です。
もちろんBEATVOXの演奏も素晴らしかったのですが、聴きながら思ったのは、こんなバンドが'60年代に彗星のように登場したら、それは人気が出るはずだよなあ、という本家BEATLESへの思いでした。なんと言ってもやっぱりカッコ良い!それに、ステージが実にセクシーです。そういえば自分が始めて覚えた曲は何だったか、とかいろいろ昔を思い出してしまいました。そんな観客の方、他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか。
懐かしい演奏の後は、稲城市の石川市長からひとこと。上谷戸の緑を保全するために必要な水の確保には、ニュータウン造成に取り入れられた最新技術が不可欠だった話などを聴かせていただきました。最近来られた方には新鮮なお話だったんじゃないでしょうか。心なしか、いつもの市長さんより興奮ぎみに見えたのは、きっとBEATVOXの演奏の直後だったからだろうと勝手に推測しています(笑)。
いよいよコンサートも後半です。地元のスター、東京都高等学校吹奏楽連盟コンクールでの数々の金賞受賞を始め、数々の賞に輝く駒沢学園女子中学・高等学校ウインド・アンサンブル部の登場です。専用ホールとは違い搬入口などもないため、沢山の楽器を運び込むのにちょっと時間が掛かったりもしましたが、それもまたスバイスというものです。
司会者さんの必死の場繋ぎのかいあって準備も整い、いよいよ演奏開始です。演目は駒沢学園のウエブサイトで紹介されていますね。ジブリあり、ジャズありの楽しい演奏をたっぷり聴かせてくれました。KORGさん監修のPAの威力でどのバンドも良い音で楽しめたのですが、やはり屋外では数の力は圧倒的ですね。時折入るソロも素晴らしく、さすが金賞という実力を如何なく発揮してくれたという感じです。今年も金賞を狙ってコンテストに出場するとのこと、ぜひみんなで応援したいものです。
さて、3時間という長いコンサートも、2年連続トリを務める「アンサンブル・ファインストーリア・ハーモニー」のトリオ演奏でいよいよお終いです。ファインストーリアにお住まいの音楽家がマンション内のイベントのために集まって結成されたというこのトリオ、今年も素晴しい演奏を聴かせてくれました。
序盤、キーボードの音が出ないという大トラブルに見舞われたのですが、焦る様子もなくゆったりと構えるその姿にはキャリアを感じます。特にちいさいお子さんのレッスンなどをなさっていると、思いも掛けない事態に遭遇することはよくあるんでしょうね。
素晴しい演奏に、観客席からは予定には無かったというアンコールが。別れを惜しむかのような気持で最後の一曲を聴き、深い余韻を残しながら今年のコンサートも無事その幕を閉じたのでありました。
ちなみに本部提供の焼きそばは売れ残りが出たらしく、帰り道で割引き販売されていました。見ていると、夕食用にといくつか買い求めていく主婦と思しき女性も何人かいらっしゃいます。当日の若葉台の食卓には、いつもより沢山の焼きそばが並んだかもしれませんね(笑)。
以上、ちょっと間が開いてしまいましたがコンサートのレポートをお送りしました。来年もまた、こうして皆で集まって音楽を楽しめると良いですね。ちょっと雰囲気に飲まれている感もありますが、「花の段々広場」は私達にとって大切な宝物のような気がしています。こんな素晴しいロケーションは日本広しと言えども他には無いのではないでしょうか?
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